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穴場のビーチリゾートを知りたい!格安&秘境を徹底特集!


【エルニド】エメラルドグリーンの海にそそりたつ黒岩風景がビッグラグーン!オススメの穴場ビーチリゾート
【エルニド】エメラルドグリーンの海にそそりたつ黒岩風景がビッグラグーン!オススメの穴場ビーチリゾート。

「ハワイ、グアム、メジャーなビーチリゾートじゃもう物足りないなぁ」

LCCの普及と海外旅行の格安化に伴いビーチバカンスの利用者は増え、誰も知らないようなドキドキのビーチを探す人は増えています。でも巷の情報はメジャーなビーチのものばかりで・・・

任せてください!管理人自身が真の海外旅行好きだから出来る、ディープな穴場ビーチ情報を徹底解説します!

格安予算で行けるものと、お金はかかるけれどみんなの知らない海に行けるものと、どちらもご案内していきましょう♪あなたの望みを満たせるものが、きっとあります!



絶景派にオススメ!フィリピン最後の秘境・エルニド。

【フィリピン・エルニド】ビッグラグーンに子供も大人も大興奮!
【フィリピン・エルニド】ビッグラグーンに子供も大人も大興奮!

美しい海を数多く持つフィリピンにあって、「最後の秘境」と形容されるエルニド。エメラルドグリーンの神秘的な海に浮かぶ切り立つ岩々の写真、どこかで見たことはありませんか?いかにも秘境という感じの絶景を誇るエルニドは、意外にも訪れることはそう難しくありません。フィリピンの首都マニラから国内線で1時間弱のところにあり、パックツアーも各旅行会社で催行されています。価格も額面15万円弱で、旅費総額は20万円には至らないでしょう。

ビーチリゾートとしての「エルニド」は、エルニド村を囲む50もの島々全体を指します。ナチュラルで解放感あふれる高級リゾートホテルで秘境をのんびり楽しむのも良いですし、この切り立つ岩々を利用したシーカヤックやシュノーケリングなどのマリンアクティビティをどんどん楽しむも良し。

楽しみ方は非常に豊富で、どんな人でもエンジョイできますし、また、リピーターでも充分な満足が得られるでしょう。

インスタ映えはSS級で、お友達に自慢できることこの上ナシ!

特に、穴場や秘境のビーチに興味はあるけれどパックツアーじゃないと不安・・・という人にオススメです。

バックパッカーや節約旅行者なら、プエルトプリンセサ経由で陸路移動を駆使することにより、もっと安い旅費でも可能です。ホテルも質素なものを選べば、10万円もかからないでしょう。1泊数百円の安宿もあります。



灯台下暗しとはこのこと!グアムとサイパンの間にあるロタ島!

【ロタ島】グアムやサイパンからほど近い穴場ビーチリゾート!ダイバーに人気♪

ロタ島って?グアムとサイパンの中間にある、南太平洋の島。各島から小型機で30分程度で訪れることのできる小さな素朴な島です。2つの有名リゾート島に挟まれていながら、ロタ島はほとんど開発されておらず、両島の観光客もまず寄らないため、昔ながらの楽園テイストを未だに残しています。灯台下暗しとはまさにこのこと!

しかし海色の美しさはグアム、サイパンに引けを取らない最上級!サイパンのようなソーダ色の海です。

日本人にはほとんど知られておらず、海色もキレイですが、グアム、サイパンから近いため訪れるのはカンタン。パックツアーもあります。

ホテルは高級旅行者向けの立派なものが数軒あり、島の素朴さのわりには快適な滞在ができます。海を眺めるならテテトビーチへ。それ以外の観光名所を回りたい場合、ホテル催行のデイリーツアーに参加しても可能ですが、レストラン外出などの利用も考えるとレンタカーを借りる方が便利です。島は車がほとんど走っておらず、外国での運転が不慣れでも問題ないでしょう。

小さな島ながら個性的な観光地が意外と多く、まず、ダイバーならロタホールは必見!水深10mほどのところに水中洞窟がいくつもあり、冒険感をくすぐります。水の透明度がすさまじいので、熱帯魚ウォッシングも超感動的!家族で安全に海水浴を楽しみたいなら、天然プールであるスイミングホールへ。古代チャモロ人の遺跡を残すラッテストーンやダガストーン、鍾乳洞に、マリアナ諸島の動物が見られる動物園も。意外と密度の濃い島です!

パックツアーを使わず、個人旅行で来ることも可能ではあります。が、小型機はネット予約することができないため、グアムやサイパンのホテルなどで手配してもらう必要があります。そのように手配するなら、パックツアーよりも安く旅行できるでしょう。



バリ島からもう一足!秘境ギリ・アイルに絶品ビーチあり!

エキゾチックなバリヒンドゥー文化を持ち、人気のバリ島。空港からすぐにビーチリゾートエリアに行ける利便性も良いですね。しかし、海の色があまりキレイでなく、ガッカリしてしまった人は少なくないことでしょう。

「でも、バリの文化や雰囲気、好きなんだよな~」

そんなあなたにオススメな秘境ビーチが、「ギリ・アイル島」です!

バリ島の東に浮かぶ小さな小さな島で、ロンボク島に寄り添うように浮かんでいます。ロンボク島の名を聞いたことのあるバリ好きは、多少いることでしょう。

ロンボク島に飛行機で飛んでから行く方法もありますが、バリ島からスピードボートで行くほうがお手軽&安上りです。

見てください!この美しい海♪バリ島の一般的なビーチリゾートエリアではお目にかかれない鮮やかなターコイズ色が、ココにはあります!

ギリ・アイルは本当に小さな島で、車の走行が禁じられているほど。港に着いたら、ちょっと遠くのホテルまでは馬車で連れていってもらったりしますよ♪

ビーチ沿いにコンクリートの建物は1つもなく、まるで30年前か40年前にタイムスリップしたような、素朴な雰囲気を満喫できます。旅行者の姿もそう多くなく、いる人は静かで、あなたものんびりリラックスできるでしょう。

宿はコテージタイプがもっぱらで、小ぎれいかつ価格は安め。バックパッカー向けのドミトリー宿もあります。

島の緑の小道を、迷子になるくらいに散策してみるのがオススメ♪

ホテルも物価も安いため、避寒や1カ月くらいののんびり長期滞在にもおすすめです。


美ビーチ欲張りなあなたは、カリブ海クルーズでお腹いっぱい!

カリブ海の豪華客船クルーズは意外と安くて穴場!

「ターコイズ色に輝く海をお腹いっぱい堪能したい!!」そう願ってやまないなら、カリブ海クルーズに参加するのがオススメ。

カンクンの海がすさまじく美しいのはご存知ですよね?あのレベルの目の覚めるような鮮やかなターコイズシーが、カリブ海沿岸にはたくさんあります。小さな国が集まるカリブ海。それらに個別に訪問するのはなかなか難しいのですが、クルーズならカンタン♪

アメリカ東海岸のマイアミなどから出港するプランが多いです。日数や寄港地は様々あり、1週間から2週間程度が一般的。5カ所から10カ所くらいのビーチ・寄港地に寄ります。各ビーチに滞在できるのは数時間ほどですが、豪華客船でくつろいでいるだけで極上美ビーチに5カ所も訪問できるのはスゴいですね!

アメリカ人には人気の観光ですが、日本人にはあまり知られておらず、旅行好きの友人たちもあなたの旅行レポートを見てあっと驚くでしょう!

超高級というイメージがありますが、意外と安く、25万円程度で行けます。10万円台のものも。そのうちの10万円はマイアミなどまでの飛行機代で、クルーズ代金自体は10万円を切るものもあるほどです。カンクンのパックツアー旅行と同じくらいの費用で美しい海をたくさん見られるのですから、お得ですね!

豪華客船クルーズ特有の毎日3食提供はもちろんのこと、ドレスパーティや船内プール、カジノにエンタメ演目と、豪華絢爛です。



目を疑う近さの穴場!韓国チェジュ島に美ビーチがあった!

【チェジュ島】直行便があるのにあまり日本人に知られていない、アジアの穴場!

5番目に紹介するのは、東京からわずか2時間で行けるS級美ビーチリゾートです♪

え、ウソでしょ!?

ビーチバカンスに詳しい人ほど、そう驚くことでしょう。最も近いと言われているグアムですら3時間半。沖縄だって3時間半です。それより近く、速く行ける場所のどこに美ビーチがあるっていうの!?

その答えが、韓国なんです。韓国の南岸、済州島(チェジュ島)には、「ヒョプチェビーチ」という美しいビーチがあります♪韓国人には有名で、日本における沖縄のように多くの人がバカンスに訪れています。立派なホテルも充実しており、滞在の快適さも折り紙付き。ホテルは日本よりやや安いですね。

また、チェジュ島は世界遺産の宝庫でもあり、ミニマムな島の中にたくさんの雄大な自然遺産を楽しむことも出来ます。最近はインスタ映えを狙ったカフェやスポットも増えており、若い女性にも楽しそう♪

チェジュ島へは東京のみならず関空からも直行便が出ており、利便性もバツグン。沖縄よりも近いですから、週末土日の2連休だけでもちょっとしたバカンスが楽しめます。まだ日本では無名なので、日本人だらけになる前に行っておきたいですね!


今回は、穴場、秘境っぽいビーチの中でも比較的アクセスのしやすいものを選んでご紹介しました。日本人が知らない穴場ビーチはまだまだ世界中にたくさんあります!ぜひ、自分の目で探してみてください♪



穴場の極上ビーチを自分でも見つける方法!

海外旅行のニガテな日本人。それゆえ、日本ではあまり知られていない、メディアでも紹介されない穴場的なビーチは、世界中にたくさんあります。

穴場感あふれる、秘境感あふれるビーチにこだわりが強いなら、自分で探してみるのはいかがでしょうか?そこで次のトピックでは、自力で穴場ビーチを見つけるテクニックを、徹底解説していきます!


ステップ1:個人旅行に挑戦してみる。

ビーチリゾート好きには、パックツアーでラクラク旅行をする人が多いです。たしかにパックツアーはラクですし、ビーチバカンスなら個人手配より安上がりになることも多いんですよね。

しかし、やはりパックツアーは、メジャーな観光地ばかりが組まれています。穴場感のあるビーチに行きたいなら、パックツアーではどうしても限界があるのです。

少し勇気を出して、次は個人旅行にチャレンジしてみましょう。それだけで選択肢がぐーんと広がりますよ♪


ステップ2:大判ガイドブックではなく「地球の歩き方」で調べる。

ビーチリゾート好きには女性が多いです。そして女性の旅行好きは、次の渡航先をリサーチする際、「るるぶ」「まっぷる」のような大判のフルカラー写真満載のガイドブックを好む傾向にあります。これらはたしかに写真豊富で見やすく、エステや高級ホテルなど女性好みの情報が充実しています。しかし実は、ガイドブックとしてはあまり情報量が多くありません。日本人女性に人気のスポットしか取り上げていないのです。基本的に、カンタンに行けるような街・観光地ばかりです。

これまでこうしたタイプのガイドブックを読んでいたなら、「地球の歩き方」を読んでみてはいかがでしょうか?「地球の歩き方」は元々はバックパッカー向けのガイドブックで、非常にマニアックな町・観光地の情報まで網羅しています。写真はあまり多くないですが、ビーチに関してもかなり多くの紹介があります。これを参考にすることで、あなたの旅友達が行ったことのないようなビーチも見つけることができるでしょう。

「地球の歩き方」は高級旅行者向けの情報も充実しており、高級ホテルの情報もたくさん載っていますよ。


ステップ3:「地球の歩き方」ではなく「ロンリープラネット」で調べる。

バックパッカー向けに刊行された「地球の歩き方」は、日本のガイドブックの中では群を抜いて膨大な情報量を持ちます。しかし、上には上があるのです!

欧米人を中心に、外国人は「ロンリープラネット」というガイドブックを愛用します。「ロンプラ」ですね。ロンプラは、写真がほとんどなく、コラムのような楽しい読み物も乏しいのですが、そのぶん情報量が膨大です!また、欧米人の好みに沿った面もあり、「地球の歩き方」では扱わないような町・観光地の情報も多いのです。「ロンリープラネット」でビーチの名前を片っぱしから調べ、それをインターネットで画像検索してみましょう。美しい色をしているなら、レッツゴー!行き方はちゃんと書いてあるはずです。

なお、「ロンリープラネット」はもっぱら英語版のみです。


ステップ4:ガイドブックに載っていない島に行ってみよう!

新しい美ビーチ情報が次から次へと湧いてくるのは、なぜだと思いますか?それは、欧米人のバックパッカーたちが、ガイドブックに書かれていない島まで探検するからです。そうして見つけた美しいビーチの情報を持ち帰り拡散し、旅行業者がホテルを建てはじめます。

つまり、ガイドブックに載っていない、旅行会社の船が運航していない島まで行ってみれば、誰も知らないビーチに出会える可能性があるのです!

これは、穴場のビーチが見つかるだけでなく、とても楽しい冒険になるでしょう♪


新しい海を見つけやすい国としては、まず第一に、美しい海と7,000の島を持つフィリピン。海色はそうでもないですが1万以上の島を持つインドネシア、そして常夏の島をたくさん持つタイですね。

お金にゆとりがあるならば、南太平洋の島々などは掘り出し物がたくさんありそうです!カリブ海も良いですね。



穴場、秘境ビーチリゾートでは4ツ星ホテルがイマイチなこともある!?

日本のパックツアーは、もっぱら4ツ星ホテルをブッキングします。それは、充分すぎるほどの設備や接客、美観のクオリティを持っているから。そして日本人の特に女性は、旅行では4ツ星クラスのホテルでないと満足できない、という人も多いですよね。

穴場、秘境と言われるビーチリゾートエリアでも、最低でも2軒くらいは4ツ星クラスのホテルがあります。一安心ですね。

・・・と思いきや、そうでもないのです!


穴場、秘境ビーチリゾートでは、4ツ星ホテルでもクオリティがイマイチなことがあります!

なぜなのでしょうか?


穴場、秘境のリゾートエリアの中には、あまり観光客の来ないところ・時期もあります。そうなると、4ツ星ホテルと言えどもスタッフの配備や清掃、メンテナンスがおろそかになりがちなのです。発展途上国ではなおさらその傾向があります。

清掃はされていてもシーツを交換したのが1週間前で、海風によって少し湿っていたり、アリが入ってきていたりします。近代化の進んでない島では真水の精製設備が貧弱なため節水習慣があり、4ツ星ホテルですらシャワーがチョロチョロとしか出ないことも。立派なフラワーガーデンがあってもお花の手入れはされていなかったり、立派なプールがあっても水が濁っていたりします。1日わずか5人の客のために、大きなプールの水は張り替えられないのですね・・・

設備の老朽化はどうしても速くなり、パンフレットやホテル予約サイトで見た麗しい写真よりもずいぶんくすんでいることが多いです。

空港までの送迎が遅れたり、館内レストランの食事の料理がとてもゆっくりだったりします。レストランのメニューが半分しか作れなかったり、休店し続けていることも。

「4ツ星ホテル」でも、こういったことがあります。


すると3ツ星、2ツ星ホテルはどんなにヒドいの!?と青ざめますが、意外にも3ツ星や2ツ星ホテルのほうが上質な設備・サービス・清掃を誇っていることがあります!

それは、欧米人の旅行者はビーチリゾートでも2ツ星や3ツ星ホテルに泊まることが多いから。欧米人は女性もカップルも、ミドル、シニア女性であっても、ホテルに高級さをあまり求めません。4ツ星ホテルに泊まるのは記念日の老夫婦やセレブくらいなもので、一般旅行者はほとんど、2ツ星クラスのホテルを好みます。「これくらいの設備で充分だ」と彼らは考えます。

すると、2ツ星ホテルのほうが連日旅行者でにぎわっているため、スタッフは豊富に雇われていて、しっかりメンテナンスや清掃が行き届いています。サービスにも休止や停滞が起こりません。


大型ホテルや4ツ星ホテルを好むのは日本人、韓国人、中国人の女性・富裕層で、この客層が多く訪れている大型ホテルは上質なクオリティが保たれていますが、この層があまり来ないエリア・時期の大型ホテルは、上述のように質が落ちていることが多いです。

穴場や秘境のビーチリゾートを渡り歩きたくなったなら、欧米人のような感覚で小洒落た2ツ星ホテルを選ぶようにシフトチェンジしていったほうが、総合的に見て満足度の高い滞在ができるかもしれません。



日本人と欧米人、ビーチバカンスの捉え方の違い。

1つ前のトピックで、「欧米人はビーチリゾートにて2ツ星ホテルに好んで泊まる」という話をしました。日本人は4ツ星ホテルを好みますから、ずいぶん感性が違いますね。

日本人と欧米人の、ビーチバカンスの捉え方の違いを、もう少しお話しましょう。


日本では、ビーチバカンスと言えば高級旅行者に人気です。そのイメージが根強いため、バックパッカーや一人旅の人はあまりビーチリゾートには行きません。

この時点で、欧米人とは反対なのです!


世界各地のビーチリゾートは、そもそも欧米人のバックパッカーたちに開拓されてきました。

欧米人バックパッカーたちは海が好きで、海を眺めてのんびり過ごす休暇を好みます。それをなるべく安い費用で叶えたいと望み、彼らは観光開発のされていない浜を探して、ローカルバスを乗り継いで世界をさまよいました。安宿すらないビーチでも、彼らはテントを張って何週間も過ごしました。これなら1日数十円か数百円で過ごせます。そのような、美しい海と戯れるお金のかからないバカンスを、彼らは「楽園」と形容しました。美しい海なのにお金がかからないから、「楽園」なのです。


欧米人旅行者が増えると、そこにバンガローなど簡易宿泊施設を建てる者が現れます。1泊200円程度なので、「テント泊よりずっとマシだ」と彼らはそれを愛しました。

そうして観光客が増えてくると、その噂が日本にも及ぶようになります。日本の観光業者は、「インドネシアの小島に楽園があるらしい」と聞きつけ、そこに高級なホテルを建てます。そして日本の大衆に向けて、「インドネシアに楽園がありますよ」と、そのホテルを紹介するのです。日本人は、「楽園とは海とセットになったその高級ホテルのことだ」と勘違いしました。だから日本人にとってビーチリゾートとは、楽園とは、高級ホテルに泊まるものなのです。


しかし、欧米人の海好きたちは青ざめました。数十円、数百円で滞在できたはずの浜が、1泊1万円の高級ホテルとレストランに占拠されたからです。安いバンガローやローカル食堂は潰れていきました。

欧米人にとってそのビーチは「楽園」ではなくなったので、彼らは次のビーチを探してローカルエリアを開拓しました。やがてセブ島に新しいビーチを見つけて、1日数十円か数百円の「楽園バカンス」を過ごします。するとまた日本の観光業者が噂を聞きつけて高級ホテルを建て、その高級ホテルの写真とともに、「セブ島に楽園ビーチがありますよ」と日本人観光客を呼び・・・

こうした構図を、世界は延々と繰り返しています。


日本人にとって、ビーチは高級旅行をする場所ですが、欧米人にとって、ビーチは「お金のかからないナチュラルなバカンスを楽しむ場所」なのです。

今では日本の影響を受け、欧米人にもビーチにぜいたくを求める人が増えています。それでもビーチバカンスにくりだす欧米人の大半は節約旅行者であり、バックパッカーなのです。彼らの大半は、今でもゲストハウスやドミトリー、高くても2ツ星程度のこじんまりとしたプチリゾートホテルを好んで選びます。欧米人たちはビーチリゾートにおいて、1泊1,000円~3,000円程度の宿に泊まります。背中にはバックパックを背負って。女性ですら、そうです。


このように、ビーチリゾートは本来バックパッカーたちの場所で、だからあなたが日本人のバックパッカーだとしても、肩身の狭い思いなどせず、「場違いかなぁ」など懸念せず、美しい海や雄大な自然を満喫すればよいのです。

欧米人バックパッカーたちに支えられて、今でもほとんどのビーチリゾートエリアには、ドミトリーや安宿があります。バックパッカーでも、安い費用で旅ができるのです。


日本人が作り出した「高級リゾート」という観念を、否定する必要はないでしょう。それを求める人が大勢いるならば、それもまた優れた観光です。しかし、高級リゾートこそが普通だと思う必要は、ないのです。



まとめ

いかがでしたか?

有名なビーチに物足りなさを感じるならば、皆とは少し違う行動をとる必要があります。そうでないと穴場は見つからず、秘境には行けません。日本人の場合、快適性をすこし犠牲にする覚悟を持ちましょう。4ツ星ホテルがあっても設備が心もとないことが多々あり、さらには本当に秘境な地には高級ホテルは無いのです。

このページでは、ある程度行きやすい、パックツアーも催行されているビーチを中心に紹介しています。これらでも物足りなくなったなら、いよいよ個人旅行や冒険が必要になってくるでしょう。大丈夫です。それこそが旅行の醍醐味であり、不便はあっても楽しいですから♪


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