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やりたいことの部活が学校にあるなら、活用しよう!


やりたいことの部活が学校にあるなら、活用しよう!

不登校の人には、音楽や絵画など特殊技能に興味の強い人が多いのではないでしょうか?

将来はミュージシャンになりたい!マンガ家になりたい!などと特殊な道に憧れているかもしれませんね。

それなら、学校を上手く使うべきです!



部活は専門学校よりも技術が伸びる!

部活は専門学校よりも技術が伸びる!

特殊技能に興味があっても、「高校を卒業したらその道の専門学校に入ればいいや」と思っているのではないでしょうか?

あなたがその夢を確実に掴むためには、「高校を卒業してから」ではなくて、高校生のうちからもっと貪欲に学ぶべき!!

そして、小中高校の部活というのは、実は結構ありがたい存在なのです!

部活はほとんど毎日あって、そしてほとんどお金を払わずに練習の場を提供してもらえますし、教えてもらえます。これって、実はとてもありがたいことなんですね♪

そうして毎日友達と切磋琢磨しながら、ときにはおしゃべりをしながら楽しく練習を続けると、結構上達しているわけです。


専門学校は、優れた先生から実技指導をしてもらえますが、学校の中で反復練習の時間はそう多くとれません。

すると、実は意外にも、専門学校に通うよりも「部活に打ち込む」ほうが、技術が伸びたりするのです!


たとえば、合唱部を高校3年間続けた子は、音楽の専門学校に2年間通った子よりも歌が上手いです。これ、かなり高い確率で合唱部の子のほうが勝ります!

たとえば、軽音部を高校3年間続けた子は、音楽の専門学校に2年間通った子よりも楽器が上手いです。



スタジオを1時間借りるのに1,000円かかる!

なぜ専門学校に通った人より部活に励んだ人のほうが上手くなるのでしょう?

専門学校には、自由に練習できるスペースというのがそう多くはないのです。ダンスホールや音楽スタジオを持っている学校は多いですが、予約をした人の早い者勝ち。

するとそれ以外の人は、自分で街の音楽スタジオやダンスホールなどを借りて練習しなければなりません。これ、1時間に1,000円くらいはかかります!

1時間で1,000円もかかりますからそんなには練習できません・・・。

高校生の頃までは、学校で毎日3時間練習するのがアタリマエ、でしたが、専門学校に入るとなかなかそうもいかないのです。



不登校のままでもOK。部活だけ出ちゃえ!

私は何も、「バンドをやるために授業もがんばろうよ!」と言いたいわけではありません(笑)

不登校なら不登校のままでもよいと思います。

放課後に、部活だけ出ちゃえばよいのです♪

そのような不登校者もいるのですよ。


もちろん、いじめが原因で不登校になっている場合などは、「部活だけ出る」とういうことに対してとやかく言ってくるクラスメイトがいるかもしれませんね。それだと部活に出るのは難しいのかもしれません。

でも、部活だけ出ていてもとやかく言われないで済む人だっているはずです!



音楽方面ならなおさら。高校生のうちに楽器を弾けるようになっておくべし!

音楽方面ならなおさら。高校生のうちに楽器を弾けるようになっておくべし!

あなたが目指す道がポップス歌手、ロックバンドなどの音楽方面なら、なおさら高校生のうちに楽器をどんどん練習しておくべきです!

楽器は上達するまでにとても時間のかかるもの。専門学校の2年間だけでプロレベルのミュージシャンになるのはほぼムリです・・・。

音楽の専門学校は、楽器を習う場所というよりは、バンド仲間を見つけてバンドとして磨き上げていく場所。ギターにせよベースにせよドラムにせよ、専門学校に入った時点で簡単なロックの曲くらいは弾けるようでないと、バンド仲間を見つけることが出来なくなってしまいそう・・・。

専門学校の先生も各楽器の技術を教えてはくれますが、すでにそこそこ上手いものをもっと上手くするためのもの、という感じです。



声優志望なら演劇部を経験しておいたほうがベター!

あなたは声優志望ですか?

もし、高校や中学に演劇部があるなら、入っておいたほうがベター!

演劇部では、平均程度に活動している部であれば、発声に関する基礎力を非常に培えます。これは色んな声を出す声優さんにとって、ものすごい宝物です!!

そして、演劇の練習ができるのが良いです。声優は結局、脚本を読むだけでなく体全体を使って演技する能力が必要になってきます。それを専門学校に入ってから知らされて練習するよりも、中高生のうちから演技が染みつくほど練習しているほうが、ずっと優位になります!



専門学校が無意味というわけじゃない!

この記事は、「部活には意味があって専門学校には意味がない」と言っているわけではないです!

中学や高校の部活でみっちり基礎を磨いたあとに、専門学校に行くことはやはりとても有意義ですよ♪

専門学校では、よりプロ向きの表現力を教えてくれることが多いですし、業界とのコネクションを掴みやすいですね。高度な技術を持つ仲間にも出会いやすいです。


「専門学校だけでは足りないよ」

「その前に高校でも上達しておいたほうがいいよ」

と伝えたいのです。



いかがでしたか?

芸術や特殊技能は、基礎の土台をしっかり身に付けることがとても大切です。それにはたくさんの練習が必要で、練習するための場所や環境、時間が必要です。学校の部活動という場は、実はとてもありがたいものだったのですね!

不登校であるとしても、その場を上手く活用するとよいです。

あなたのお子さんや知り合いの学生さんが特殊業界の道を検討しているなら、ぜひこの記事を見せてあげてくださいね♪

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