カメラの買い取りを行っている専門店では、カメラレンズ各種も買い取りを行っていることが多いです。画像査定などの便利な取り組みも登場し、何のメーカーのどんな型番かわからないようなレンズでも、査定をしてもらうことが出来ます。
カメラやレンズのことがよくわからない人でも簡単に売却が可能で、ありがたいですね。
このぺージでは、扱いに困りがちなカメラレンズの売却ポイントを解説していきます。
1.レンズはカメラ本体よりも中古価格が下がりにくい!古いレンズは高値で売れる代物。
カメラ本体は、新しい機種が出れば従来の型番は価格が下落してしまいます。しかしカメラレンズは特殊なジャンルで、年数が経っても中古価格があまり下落しないのです。レンズそれぞれに持ち味があり、1台のカメラに対して複数のレンズが使われますから、レンズのニーズは常に高いのです。
「10年前、20年前に買った品にもけっこうな下取り金額が付く」それがカメラレンズ業界です。
カメラとのセット売りはもちろんのこと、カメラ本体が無くレンズだけが家に転がっている場合も、問題なく売却が出来ます。ガラクタのように見えるものが5万円以上の価値があったりも!
2.カメラレンズの下取り対象メーカーは?
CANON(キヤノン)
Nikon(ニコン)
TAMRON(タムロン)
SIGMA(シグマ)
Carl Zeiss(カールツァイス)
PENTAX(ペンタックス)
OLYMPUS(オリンパス)
FUJIFILM(富士フィルム)
SONY(ソニー)
α(ソニー)
Panasonic(パナソニック)
LEICA(ライカ)
TOKINA(トキナー)
COSINA(コシナ)
Mamiya(マミヤ)
カメラレンズ製造の一流メーカーには、カメラ愛用者ですらよく知らない名前のメーカーが複数あります。ですから、家の押入れに眠っているレンズのロゴが知らないものであっても、ガラクタ扱いしないでください!
むしろ無名なメーカーほど、職人技の高級レンズが多く、下取りに出せば高い売値が付きます。
ただの筒のように見えるカメラレンズも、中身は非常に繊細・精密な高級機器。驚くほどの高値で売れますよ。
もちろん、上記以外のメーカーのレンズも売却できるはずです。
カメラの中級上級者以外にはあまり知られていませんが、カメラレンズというのは実際、カメラ本体と同じくらい値の張るものなのです。
自立したあとのお子さんの部屋整理や、亡くなられた方の遺品整理などでカメラ周りの品々を処分する際は、ぜひこのことを覚えておいてください。ガラクタではないのです。
デジタルカメラではなく古いフィルムカメラ用のレンズも、高い値段が付きますよ。
3.カメラレンズを高く売るポイント!
(1)レンズは査定に出す前に絶対にクリーニングをしよう。
カメラレンズはとても繊細なもの。レンズにミクロのキズ1つ無いことが重要になってきます。
中古業者は、再販売の前にもちろんレンズの点検とクリーニングを行いますが、あなたがより高い売却金額を得るために、やはり査定前にクリーニングをしておきましょう。
カメラレンズは繊細なので、柔らかい布で拭くのが鉄則です。カメラ用やメガネ拭き専用のものです。ティッシュも厳禁なので、ご注意を。
また、よく使われたカメラレンズは、胴部分に思いのほか手アカ汚れがこびりついています。これもプロが見ればすぐにわかりますし、減額の対象となってしまうので、専用のクリーナーを使って拭いておきましょう。
(2)カビないように大切に保管しておこう。
あまり知られていませんが、カメラレンズはホコリだけでなく、カビからも守ってあげる必要があります。部屋の中に置いておくだけでも、内部がカビてしまうのです。カビ汚れももちろん、減額の対象となってしまいます。
カビを防ぐためには、カメラ用の防湿庫にしまうか、それが無理でも戸棚や引き出しの中にしまっておきましょう。そこに必ず、乾燥剤を入れておいてください。
(3)絶対に熟練スタッフの居るお店に売るべき!
カメラレンズのメーカーには、一般人やライトユーザーの知らない会社が数多く存在します。
そのため、無名なメーカーの高級レンズは、絶対に売り場所を厳選すべきです。たとえば町の総合リサイクルショップなどに持っていってしまうと、二流品だと勘違いされて、ものすごく安い金額を付けられてしまう懸念があります・・・。
カメラ専門店なら良いというわけでもないので、注意が必要です!
ビッ〇カメラやカメラのキタム〇など大手企業の場合、熟練スタッフが足りず、初級スタッフがマニュアルだけを見て査定作業をしていることが多いです。この場合も高級レンズであることがわからず、ものすごく安い金額を付けられてしまいます。
無名なメーカーであればあるほど、熟練スタッフのいるお店に依頼しましょう。
いかがでした?
大きくて立派なデジタル一眼レフカメラは、素人が見ても「これはリサイクルで値段が付きそうだな」と察しがつきます。しかしレンズに関しては、大きな金額で買い取りしてもらえるなど夢にも思わない人が多いでしょう。
しかし、亡くなられた方の遺品整理などで、2~3本出てくるケースは多いはずです。それだけで10万円にもなる可能性があります!
色んなものを売却したいとき、面倒なので近所のリサイクルショップに託したくなる気持ちはわかります。しかしレンズは総合買い取り店では価値がわかってもらえないことも多いので、カメラ専門店に査定をしてもらいましょう。