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リハビリをしたくない。適した老人ホームはある?


リハビリをしたくない。適した老人ホームはある?

自宅を離れて施設で暮らすのは良い。けれどもリハビリだのレクリエーションだのを他人から強要されて取り組む生活が疎くて、老人ホームに入居することを嫌がる高齢者もいるでしょう。

毎日のリハビリをしたくない人に適した老人ホームはあるのでしょうか?



「サ高住」と「シニア向け分譲マンション」が向いている。

結論から言って、リハビリをしたくない人向けの老人ホーム種はあります。

「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」と「シニア向け分譲マンション」が向きます。


サ高住とは?サービス付き高齢者向け住宅とは?

サ高住とは、変則的な老人ホーム施設種の一種です。「サービス付き」と形容詞が付きますが、むしろ普通の老人ホームよりもサービスが簡素なもの、と考えたほうがイメージが付きやすいです。

「介護はナシ・生活介助がある」という感じで、食事の提供や掃除、アイロン、買い物などの補助を提供していますが、身体介護はありません。要介護度の低い(無い)、元気な高齢者向けの施設です。

したがってリハビリやレクショーンを当たり前のように強要してくるスタッフはおらず、自由に暮らせます。


シニア向け分譲マンションとは?

シニア向け分譲マンションは、サ高住よりもさらにサービスの簡素化された老人ホーム施設種と言えます。もはや老人ホームというよりは「老人向けのマンション」に過ぎません。

バリアフリーが充実しているマンション性能であることが大前提で、オーディオシアターや温泉、ゴージャスなラウンジなどが備わっていることが多いです。

こちらもやはり、リハビリやレクリエーションが前提の生活にはなっておらず、自由きままに、一人で勝手に暮らすことが可能です。



リハビリをせず自分で運動する、という選択肢もある。

理学療法士に付き添ってもらってリハビリを行う、というのは、高齢者や要介護者が健康を回復する・保つにあたって必ずしも必須な行為とは言えません。

自分でマイペースにスポーツをしたり、リハビリ的な訓練をしたり、散歩に出たりすることで代行してもよいのです。もちろん理学療法士やスタッフが付いていたほうが安全ではありますが、

若い頃からスポーツをやっていた人や、年老いてからストレッチの生活習慣を身に付けた人など、自分で自分の体作りを設計できる人もいるでしょう。人からハッパをかけられなくても自分でモチベーションを保てる人もいるでしょう。


「スタッフの付き添うリハビリじゃないと不安」と考える高齢者やご家族は多いでしょうが、必ずしも最善とは言えません。自分でもっと効率よく楽しく運動が出来る人もいるでしょう。



いかがでしたか?

「お一人さん」という言葉が普及して久しいですが、老後もあまり人に関わらずに一人で色々やりたい、という高齢はは、これから増えていくでしょう。

家族に不安・負担をかけずに老人ホーム施設に入りながら、あまり人の指図を受けずにリハビリや運動をしながら暮らす、ということも、可能ではありますよ。

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