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孫をかわいく撮りたい!子供撮りにオススメのカメラと選び方のコツ。


孫をかわいく撮りたい!子供撮りにオススメのカメラと選び方のコツ。

人生の中で、カメラを購入することの多い時期というのがいくつかあります。その中の一つが、子供が産まれたときです。「子供の笑顔や成長を可愛くつぶさに記録したい」という思いから、ちょっと上等なカメラの購入に踏み切るんですね。

そういえば、私たちの子供の頃のアルバムを見返すと、たくさんの写真とともにお母さんが1枚1枚にコメントを添えて、愛情深い成長記録を作ってくれていたものです。


子供をかわいく美しく写す。そのような用途に最適なカメラというのはあるのでしょうか?どのようなことに気を付けてカメラ選びをすると良いのでしょうか?ママさんパパさん必見の1ページです!また、出産祝いに何を贈ろうか決まっていないお祖父ちゃんお祖母ちゃんも、ぜひ参考になさってくださいね。



1.子供撮りに適したカメラはある!こんな条件に注目して選ぶのがコツ。

カメラなんて、高性能なら何を撮るにも適しているだろう?なんて思っていませんか?決してそんなことはないんです。赤ちゃんや子供という被写体を撮ることに適した性能というのがあり、それに特化しているメーカーや機種が、しっかり存在しています。

子供撮りを目的にカメラを買うなら、このような条件に着目してみましょう。


(1)背景がボカせるカメラを選ぼう。

(2)肌の色を美しく表現するカメラを選ぼう。

(3)オートフォーカスの素早いカメラを選ぼう。

(4)ママでも重くないカメラを選ぼう。


それでは、各条件をさらに詳しく解説していきます。


(1)背景がボカせるカメラを選ぼう。

カメラに強い興味を持った時に一番強く感じる不満は、これではないでしょうか?「なぜ私の写真は写りがのっぺりしているのかしら?」

若い人やライトユーザーが手にすることの多い、安いコンパクトデジカメやスマートホンカメラ、写ルンですなどはどれも、何を撮っても写りがのっぺりしています。すべてにピントが合っていて、メインの被写体が際立ってはいないんですよね。

子供や赤ちゃんをかわいく撮りたいなら、背景をボカすことの出来るカメラを選びましょう。それだけで写真の写りがぐっと良くなります!

一般的に、背景をボカすことが得意なのは「一眼レフカメラ」や「ミラーレス一眼カメラ」です。大きなレンズとイメージセンサーを積んでいるカメラは、構造上、ボケ味の豊かな写真が撮れるのです。または、マクロ撮影機能に特化したカメラも、レンズが小さくても背景ボカしが得意です。


(2)肌の色を美しく表現するカメラを選ぼう。

ご存じでしたか?数あるカメラメーカーは、それぞれに写真の「色作り」に異なる個性を持っているのです。暖かい色味のメーカーもあればクールな色味のメーカーもあるんですね。

そうした中で子供や赤ちゃんの撮影に向いているのは、まず第一に、「肌の色を美しく表現する」ことをうたうメーカー・機種です。次に、暖色系の色味を強く表現するメーカーも候補に入ります。さらに近年は、赤ちゃんのためではないのですが、女性たちの肌を血色よく見せるための「美肌モード」のような機能を搭載したカメラも増えており、これらも子供や赤ちゃんの写りを良くしてくれるでしょう。


肌色の美しさに定評があるのは、CANONキヤノンです。次に、富士フィルムもややCANONキヤノンに似た色作りをしています。さらに、OLYMPUSオリンパスも若い女性の写真映えを意識したカメラ作りをしており、適性が高いですね。

逆に子供や赤ちゃんの撮影に向かないのは、Nikonニコンです。Nikonニコンは非常に有名で大手のメーカーですが、地味目な色味を特徴としており、報道カメラマンなどには重宝されますがポートレート(人物撮影)には向きません。


(3)オートフォーカスの素早いカメラを選ぼう。

子供や赤ちゃんの特徴に、「動きや表情のめまぐるしさ」が挙げられます。彼らはカメラマンのためにじっと笑っているというような空気を読む能力はまだなく、これが想像以上に、撮るママやパパを苦戦させます!

そのため、子供や赤ちゃんの喜怒哀楽をしっかりキャッチしたい場合には、オートフォーカス機能の優秀さも配慮しましょう。オートフォーカスの速いカメラは、構えたらすぐにシャッターを切ってくれます。そしてピントがしっかり合うのです。


(4)ママでも重くないカメラを選ぼう。

思いのほかベストショットを妨げる要因になってしまうのが、カメラの「重さ」です。カメラが重いと、2本の腕でしっかり構えたつもりでも揺れてしまい、写真もブレてしまいがちなんですね。

また、カメラが重いと写真を撮ることそのものがおっくうになってしまい、我が子のシャッターチャンスを目撃しても「面倒くさいなぁ」と感じてしまいがち・・・。さらに、公園遊びやレジャーに持っていくのも気が引けてしまい、結局撮る機会が激減してしまいます。

ですから、赤ちゃんや子供を撮る人の体力にあったカメラを選ぶことも、とても大切なのです。一般的に、現代日本の平均的な体格の女性は、レンズ込みの重量が1kg近くなると扱いが困難に感じるようです。すると、一眼レフカメラを選ぶ場合には本体重量600gくらいを上限に決めるのが良いのではないでしょうか。



2.赤ちゃんや子供をかわいく撮れる!オススメのカメラ5選!

それではいよいよ、赤ちゃんや子供の撮影に適したカメラ機種を具体的にご紹介していきます。5つ取り上げますが、オススメ順というわけではなく、趣向の違うカメラを5つ、ご紹介しましょう。あなたの目的や好みに近いものが見つかると良いですね。



エントリーNo.1 CANONキヤノン EOS Kiss X9

エントリーNo.1 CANONキヤノン EOS Kiss X9

カメラに詳しくない人でもご存じのことでしょう。CANONキヤノンの EOS Kissシリーズは代々、「子供の撮影に強い」がコンセプトになっています。そのシリーズの最新機種をまずはご紹介。


CANONキヤノンは元々、人物の肌を美しく表現します。さらに人物撮影を意識する場合は、シーン選択から「ポートレート」を選ぶのがセオリーで、肌色を美しく仕上げつつ、背景のボケ味を大きくしてくれます。EOS Kiss X9ではさらに、「キッズ」というシーンモードを搭載。動き回る子供にもピントを合わせ続けて、素早いシャッタースピードで撮影できます。肌の色を健康的に写す調整も施されており、子供の撮影に最適なのです。


EOS Kiss X9はさらに、一眼レフカメラ初心者を意識した機能が満載です。紙のマニュアルを読まなくても、画面にその都度モードの特徴やコツなどが表示され、撮りながらカメラを覚えていけます。

また、背面液晶はタッチパネル仕様。被写体をタッチするだけでピント合わせが出来るだけでなく、そのままシャッターを切ることまで可能です。つまり、スマートホンカメラからの乗り換えでも、まったく問題なく使いこなせてしまうのです。


EOS Kiss X9には「標準レンズキット」と「ダブルズームキット」の2種類がありますが、お家の中や庭での撮影がメインなら標準のレンズキットで充分です。お遊戯会やスポーツの試合など、晴れ姿を多く撮りたいなら望遠レンズがあったほうが良いですね。


EOS Kiss X9は、まだまだ便利な機能や優秀な性能が満載です。それでいて値段が安いのがうれしいところ!標準レンズキットなら6万円強くらいで手に入るでしょう。



エントリーNo.2 富士フィルムFUJIFILM X-M1


エントリーNo.2 富士フィルムFUJIFILM X-M1

2番目にご紹介するのは、富士フィルムFUJIFILM X-M1。

このカメラは、富士フィルムカメラの特徴である、「フィルムカメラみたいに簡単な操作で撮れる」という特徴を色濃く引き継いでいます。わかりやすいダイヤルがシャッターボタンのそばに集まっていて、それを見ながら回せるので、多機能一眼レフカメラ特有の「どこに何があるの!?」という混乱とは無縁です。そのため、一眼レフカメラの初心者にはとても扱いやすいですね。


FUJIFILM X-M1はミラーレス一眼カメラなので、とても小さく軽いです。本体だけなら280g、レンズ込みでも500mlペットボトルと同じくらいで、ちょっとした幼稚園の送り迎えにも気軽に持ち出すことができ、シャッターチャンスが増えます。


色味の特徴は、CANONキヤノンに似てとても鮮やか。子供の肌色に特化しているわけではありませんが、自然の風景をとても色彩豊かに表現してくれるため、写真全体が感動的に、思い出深く仕上がります。


FUJIFILM X-M1は価格が激安なのも特徴で、なんと、レンズ込みで50,000円を下回る価格相場です!価格.comを覗いてみましょう。



エントリーNo.3 SONYソニー α77 SLT-A77V

エントリーNo.3 SONYソニー α77 SLT-A77V

3番目にご紹介するのは、SONYソニー α77 SLT-A77V。お子さんの撮影をパパが担うご家庭に、特にオススメです。


α77 SLT-A77Vの一番の特徴は、オートフォーカスの速さです。超高性能なフォーカスセンサーを搭載しており、動き続ける被写体もピントがブレることなく徹底的に追尾し続けます。公園を駆け回るお子さんや、スポーツの試合、運動会で活躍するお子さんを、プロ並みの鮮明な描写で写し取ることが出来ます。もちろん連写の性能も高く、シュートを放った瞬間を連写して、並べて飾れば感動的なパネルの出来上がり!

また、「スマイルシャッター」機能を備えており、お子さんの笑顔を感知すると、なんと自動でシャッターを切ってくれます。


α77 SLT-A77Vはエントリーモデルではなく中級機種なので、描写力にも優れています。

独自開発のイメージセンサーや画像エンジンの性能の高さは折り紙付きで、あらゆるシーンを鮮明に写します。さらに、逆光に強いDレンジオプティマイザー、4.5段階とトップクラスの性能を誇るボディ内手ぶれ補正機能などを搭載する、本格派一眼レフカメラです。


また、映画用ビデオカメラを作っているSONYソニーらしく、α77 SLT-A77Vは動画撮影機能にも高い性能を誇ります。大型CMOSセンサーによるフルHD仕様のムービーは、ビデオカメラの立場を完全に失くしてしまうほど。一眼レフカメラ特有の大きなレンズの被写界深度によって、まるで映画のような高精細な動画が撮れます。



エントリーNo.4 OLYMPUSオリンパス PEN E-PL8

エントリーNo.4 OLYMPUSオリンパス PEN E-PL8

女性にはおなじみであろう、OLYMPUSオリンパス「PEN」シリーズから、PEN E-PL8を4番目にご紹介します。子供をかわいく撮りたいけれど、一眼レフカメラの黒くてやぼったい感じがイヤ!というオシャレさんには、OLYMPUSオリンパス PEN E-PL8がオススメ。


本来、街角スナップ向きのシリーズではありますが、肌の色を美しく表現する「eポートレート機能」があり、人物撮影には強いです。また、PEN E-PL8ご自慢の充実したアートフィルターは、トイフォト、ライトトーン、ヴィンテージなどノスタルジックなものが多く、お子さんの成長シーンを感動的に残すのに実はとても適しています。


さらに、PEN E-PLは自撮りに関する機能が満載です。お子さんを撮るだけでなく、お子さんと一緒にママ・パパも写りたいというご家庭には、大活躍してくれるでしょう。しかも、スマートホンのようにタッチ操作で簡単に撮れるユーザーインターフェースも魅力で、一眼レフカメラ初心者でも安心です。


一般的に「PEN」は、子供の撮影カメラとして推されることは少ないのですが、このように、ノスタルジックなアートフィルターや充実した自撮り機能は、実はEOS Kissシリーズ以上に子供の撮影にオススメです。


「PEN」シリーズ特有の、軽さ、かわいらしさ、スナップ撮影への強みは健在なので、お子さんの撮影だけでなく街角の撮り歩きやカフェでのスイーツ撮りなど、アクティブに動き回りたい若々しいママはいつでも持ち歩いていきましょう。



エントリーNo.5 CANONキヤノン EOS Kiss X80

エントリーNo.5 CANONキヤノン EOS Kiss X80

5番目に紹介するのは、再びCANONキヤノンから、EOS Kiss X80を。

やはり子供の撮影への強さを持ち味とする、かつ初心者向けの機種である EOS Kissシリーズなのですが、機能を絞り込んで価格もギューっとコンパクトになっているのが最大のウリです。2016年の春に出たまだわりと新しい機種ですが、しかしもう価格相場は45,000円を切っています!街の家電量販店だともう少し高いでしょうから、価格.comを覗いてみましょう。


機能を絞り込んだといっても、一眼レフに欠かせない機能はしっかり搭載していますし、子供の撮影への強さも健在です。深いボケ味を出せますし、動き回るわんぱくなお子さんもスポーツも、迅速なオートフォーカスがばっちり追いかけます。初心者に優しい機能ガイドも搭載しており、手探りで操作していてもその都度使い方をカメラがアドバイスしてくれます。

ママの場合、SNSへの投稿はスマートホンをとおして行う人が多いことでしょうが、EOS Kiss X80はスマートホンとの連携機能(Wi-Fi/NFC)もばっちり搭載。撮ったそばから友人や親戚のみんなに披露してあげることができますよ。


サイズも、女性の使用を意識したコンパクト設計で、本体重量は440g。一眼レフカメラとしてはトップクラスの軽さです。


カメラを買う際に、「50,000円」という予算設定をしている人は多いことでしょう。しかし50,000円ですと、カメラメーカーの本格的な一眼レフカメラを選ぶのはかなり難しくなります。そんな中でEOS Kiss X80は、お子さんを撮りたい人のみならず誰にとっても、魅力的なハイコストパフォーマンスの1台と言えるでしょう。



いかがでしたか?

お子さんの撮影と言えば、定番はやはり、 CANONキヤノン EOS Kissシリーズです。テレビCMのコンセプトだけでなく、実際の製品のコンセプトもお子さんの撮影に便利な機能が満載なので、誰にでもオススメができます。EOS Kissは頻繁に新しい機種がリリースされており、過去3年くらいに出たものならそう古さを感じさせないので、近所の家電量販店やカメラ屋さんでタイムセールや在庫処分セールなどやっていたら、それをGETするのも良いでしょう。

また、「子供の日常をノスタルジックに描写する」というコンセプトで、OLYMPUSオリンパスの「PEN」シリーズを選ぶのも非常に面白い選択ではないでしょうか?これならママ業から離れた街歩きや小旅行でも大活躍できますし、かわいらしく小さなルックスも魅力的です。


なお、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを選ぶなら、ビデオカメラはもう必要ないかもしれません。レンズの大きさはやはりカメラには強みで、下手なビデオカメラよりも高精細な動画の撮れるカメラが、今やたくさんありますね。

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