3 旅館業法認可のホストは要チェック!ホテル検索サイトの手数料はどうなっている?
では最後に、「民泊サイト」ではなく「ホテル検索サイト」の手数料について簡単にご紹介します。一般的に、下記のホテルサイトには無認可の民泊物件が登録することはできませんが、ゲストハウスや認可取得済民泊物件などを営んでいる方なら登録は可能なので、検討の参考になさってください。
3-1.各ホテルサイトの手数料一覧表。
Expedeia(エクスペディア) 14%
Booking.com(ブッキングドットコム) 12%
楽天トラベル 国内からの予約8%~ 海外からの予約10%
Agoda(アゴダ)国内からの予約9%~ 海外からの予約12%
じゃらん 10%
Hostel world(ホステルワールド) 12%
※上記6サイトとも、物件の掲載料は無料。あくまで予約が発生したときに料金が発生するのは、Airbnb(エアビーアンドビー)と同じ仕組みということ。または、サイト内で目立つ広告を出すなら広告料が別途必要に。
3-2.ホテル検索サイトに掲載するなら、どこがお得?楽天トラベルがやや安いか。
一覧表の内容を検証してみましょう。ホテル検索サイトに掲載するなら、どこがお得なのでしょうか?単純に手数料の比較で言えば、楽天トラベルの「国内8%/海外10%」が最も割安な手数料設定と言えます。次いでAgoda、またはじゃらんと言えるでしょうか。
4 結局、どこの民泊サイトがお得なの?
結局、どこの民泊サイトに物件掲載するのがお得なのでしょうか?
4-1.やはりAirbnb(エアビーアンドビー)が一番強い!
総論としては、やはりAirbnb(エアビーアンドビー)が最も強いと言えそうです。
ホスト側の手数料「3%」という安さは、ホテル検索サイトも含めて圧倒的に群を抜いています!HouseTrip(ハウストリップ)は「0%」でAirbnbよりもお得ですが、Airbnbはゲスト利用者の数が圧倒的に多いことと、最高1億円の補償システムを持つことを考慮に入れると、総合的に見ればAirbnbのほうが強いと言えます。
4-2.ゲストハウスや旅館、ペンションの経営者も、Airbnb登録を検討する価値はアリ。
こうした総合力の高さを考えると、Airbnb(エアビーアンドビー)を活用すべきは民泊ホストだけではありません。ゲストハウスや旅館、ペンションなどを経営している人も、ホテル検索サイトより安い手数料で集客が出来、さらには万が一のときの保険まで付きますから、Airbnbに物件登録する価値はありそうです。
ただし、都市型ホテル・高級ホテルに関しては、Airbnbのメイン宿泊ユーザー層と好みが食い違うため、あまり掲載のメリットを受けられないでしょう。