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民泊経営投資の心得!Airbnbでキャンセルされたらどうする?-3


3 ホストからのキャンセルはリスク大!しないように気をつけよう。


最後に、ホスト側からのキャンセルについて解説します。概要を言えば、ホスト側からのキャンセルには非常に大きなリスクが伴いますから、キャンセルをしなくて済むように日ごろから気をつけるようにしましょう。


3-1.ゲストが新たな宿泊先をみつけるためのサポートはなされる。


ホストが予約をキャンセルした場合、ゲスト側に宿泊料金は返金され、また近場の代替施設に高額なものしかない場合にはAirbnb(エアビーアンドビー)から補助金が支給されます。ゲストにこのような救済措置があるので、やむを得ない場合にはキャンセルをさせてもらうことも悪くはありません。


3-2.ホストのキャンセルには幾つものペナルティが!


しかし、ホスト側からのキャンセルには、ホストに幾つものペナルティが課せられます!ですから、やはりうかつにキャンセルを多用しないようにしましょう。ペナルティは下記の通りです。


(1)チェックアウトまで7日を切ってホストがキャンセルすると、ホストに100ドルの罰金が、さらに6ヵ月以内に2度目のキャンセルをした場合には、次は150ドルの罰金が科せられる。チェックインの7日以上前にキャンセルする場合、罰金は掛からないが、やはり6ヵ月以内に2度目のキャンセルをした場合、50ドルの罰金が科せられる。この罰金は、次回の受取金から自動的に引き落とされる。

(2)あなたのリスティングに、「このホストは予約をキャンセルしました」というレビューが自動で明記される。ゲストユーザーに悪い印象を与えてしまう…。

(3)キャンセルした日はブロックされ、他の予約が入れられなくなる。

(4)スーパーホストの称号ははく奪され、さらに喪失してから1年間はスーパーホストになることができなくなる。


3-3.ペナルティが免除される特例がある!緊急時は一安心。


キャンセルをする事情・状況によっては、上記のペナルティは免除されます。特例は、下記の通りです。


(1)ホスト本人や近親者の突然の死、または重篤な病気の場合。

(2)ホスト本人の、ゲスト受け入れ能力に直接支障が出る重傷の場合。

(3)出発地または目的地における、深刻な自然災害や異常気象の場合。

(4)予約後に国内外の当局(政府、省庁)から発出された緊急退避勧告や渡航中止勧告制限の場合。

(5)国内外の信頼できる当局(国際保健機関や米疾病病管理予防センターなど)から、感染非常事態宣言が出た場合。

(6)深刻な物件破損や予測不能な保守管理トラブルが起きてしまい、安全な宿泊受け入れ能力に直接支障がある場合。

(7)予約後に政府に課された国民の義務がある場合。


3-4.もちろん、証拠書類を添えて迅速に申請をしなければならない。


上記のように、重病や災害、国家レベルの緊急時にはキャンセルをしてもペナルティが免除されます。とはいえしかし、そのような特例事情があることを、証拠書類を添えてAirbnb(エアビーアンドビー)に申請しなければなりません。なお、この申請は、元のチェックイン予定日から14日以内に行わなければなりませんから、充分に注意しましょう。

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