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認知症の気配が出始めたら、老人ホーム選びを始めよう。


在宅介護から老人ホーム生活への切り替えは、どのようなタイミングで行ったらよいのでしょうか?

幾つかの指針がありますが、今回フォーカスしたいのは「認知症」です。

「あれ、認知症が出始めたかも?」家族から見てそう感じられるなら、老人ホーム選びを始めたほうが良いです。



認知症が深まると、適切な老人ホーム選びが出来なくなってしまう!

老人ホーム選びは、カタログのスペックだけで決められるものではありません。また、家から一番近いところに入ればいいというわけにもいきませんよね。

親御さん本人が「ここに入りたい」「ここなら良いわ」と思える場所を選ぶことが、長い老人ホーム生活を快適に営むために重要なことです。


認知症が深まってしまうと、判断能力が低下してしまいます。

何が良いのかわからない、自分が何を好んでいるかわからない、昨日見学した施設のことを思い出せず比較にならない・・・と、適切な選択が出来ません。

そして自分で選んだ実感が持てないと、「こんな牢屋に閉じ込めやがって!」などと悲壮になったり八つ当たり、されてしまいます・・・。



認知症が始まると、急にケガが増えたり急に手間が増えてしまう!

認知症が始まると、ちょっとした不注意が増えてケガをしてしまったり、薬を飲み間違えて病気が悪化してしまったりしがちです。

「キッチンに立たせるのが危ないわ」と感じられれば、一人にしておけなくなってしまいます。料理の世話はすべて家族がやらなければならなくなってしまいます。

こうして、家族の介護の手間が急速に増えてしまいます。



老人ホーム選びを始めましょう。

ですから、認知症の気配が見え始めたら、老人ホーム選びを始めましょう。

比較サイトなど増えていますが、スペックで比較するだけでなく、気になった施設は実際に内覧をしてきましょう。スタッフの表情を見たり、入居者さんたちの表情を見たりすることも大切です。



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