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CANON(キヤノン) のカメラEOS-1D Xの特徴・魅力を徹底解説!


CANON(キヤノン) のカメラEOS-1D Xの特徴・魅力を徹底解説!

プロ向けの超ハイエンドモデルとして、大注目の中で登場したCANON(キヤノン) のデジタル一眼レフカメラEOS-1D X。

その特徴と魅力を、あますところなく徹底解説していきます!



1.「高画質」と「高速性能」をどちらも極めた最上級モデルEOS-1D X!


CANON(キヤノン)のデジタル一眼レフカメラEOS-1D Xは、プロフェッショナルやハイアマチュア向けの最上級モデルです。

従来キヤノンは、画質を追求した「1Ds」シリーズと高速性を追求した「1D」シリーズの二路線で開発していましたが、EOS-1D Xはそれらを統合。高画質と高速性能をどちらも極めた、万能の最上級シリーズが誕生しました。



2.EOS-1D Xが他を圧倒する7つの特徴!

CANON(キヤノン)EOS-1D Xには、このような7つの特徴があります。


(1)有効画素数1810万画素・35mmフルサイズCMOSセンサー。

(2)従来のなんと17倍!卓越した処理能力を誇るデュアルDIGIC5+エンジン。

(3)最高約14コマ/秒の超高速連続撮影性能。

(4)AFの限界性能を引き出す、新開発の61点高密度AFセンサー。

(5)視野率100%!光学仕様のインテリジェント・ビューファインダー。

(6)「一生モノ」を可能にする堅牢なマグネシウム合金ボディ。

(7)まだまだある!こんな特徴・便利機能。


それでは、7つの特徴に細かくフォーカスしていきましょう。


(1)有効画素数1810万画素・35mmフルサイズCMOSセンサー。

いち早くCMOSセンサーの自社開発に取り組んできたキヤノンの技術が、ここに結実。

画面幅36.0×24.0mmはもちろん「フルサイズ」で、撮像素子としての最高峰です。

有効画素数は1810万画素を誇り、フィルムカメラ同等の幅広いセンサーサイズです。その場の空気感や鮮明なディテールを、あますところなく描写します。


SN比(輝度とノイズの比率)とダイナミックレンジにも定評があり、低ノイズでありながら豊かな階調を実現。スペック以上の高画質を可能にしました。


(2)従来のなんと17倍!卓越した処理能力を誇るデュアルDIGIC5+エンジン。

妥協なき進化を続けるキヤノンの映像エンジン。

EOS-1D Xでは、従来のDIGIC4の約17倍という卓越した処理能力を誇るDIGIC5をデュアル(2つ)で搭載!これが、ハイエンドモデルをも圧倒的に突き放す、高い画像処理能力を実現しました。


また、高ISO撮影時に発生しがちな画像ノイズを、新アルゴリズムによって大幅に除去できます。


高速化したエンジンにより、多重露出機能や新しい動画コーデックへの対応、収差補正機能でレンズのポテンシャルをさらに高める役割など、様々な高性能化を実現しました。


(3)最高約14コマ/秒の超高速連続撮影性能。

従来、高画質優先のフルサイズセンサー搭載機は、高速連続撮影を苦手としていました。しかしEOS-1D Xではその弱点を克服。フルサイズ機でありながらも、通常時12コマ/秒の高速連続撮影を達成しています。

プロカメラマンのスポーツ撮影現場、撮り逃しの許されない野生動物撮影など、被写体がめまぐるしく動き回るシビアな撮影環境にも頼もしく応えます。

さらに、ミラーアップ状態かつJPEG撮影時に限っては、最高14コマ/秒の超高速連写も可能です。


気になるレリーズ(シャッター時の)タイムラグは、わずか0.055秒。カスタム設定によって高速化を徹底すれば最高0.036秒まで短縮されます。100m走のゴールシーンもモータースポーツも、決定的瞬間を完璧にキャッチ可能です。


(4)AFの限界性能を引き出す、新開発の61点高密度AFセンサー。

AF(オートフォーカス)センサー61点を高密度に配したレティクル(網状)AFシステムを、新たに開発。プロの繊細なニーズに柔軟に対応すべく、構図とAFフレーミングの自由度を向上しました。

これにより、開放F4レンズでもF2.8レンズ装着時に匹敵する高度なフォーカス精度を実現しています。


また、低輝度の臨界値を-2EVにまで拡張することで、肉眼で視認しにくい暗い被写体も、くっきりと撮影できます。


(5)視野率100%!光学仕様のインテリジェント・ビューファインダー。

ビューファインダーが光学なのはもちろんのこと、その視野率は100%の完全性能。

倍率0.76倍(55mmレンズ、∞、-1m時)、視野角約35度と万全で、すみずみまで大きく、クリアに見えます。

ファインダーの光学システムを新設計したことにより、覗き方が変わっても見え方が変化しにくいファインダーが、見事実現しました。

透過視認のファインダー画面では、AFフレームやグリッドライン、その他無数の撮影サインを表示してくれます。

インテリジェント・ビューファインダーは、AFの多機能化と快適な視認性が両立しました。


(6)「一生モノ」を可能にする堅牢なマグネシウム合金ボディ。

ハードな撮影環境のプロユーズにも耐えるべく、堅牢性・耐久性も徹底されているEOS-1D X。

軽量で頑丈なマグネシウム合金を、上部、前部、後ろカバー、メモリーカードスロット部に採用しています。物理衝撃への堅牢性を誇るだけでなく、高い電磁シールド効果も備え、盤石の耐久ボディが実現しました。


防塵・防滴性能も万全です。

各ボタンやダイヤル、外装カバーの結合部など、76カ所に防塵・防滴シーリングが施されています。雨やホコリに強く、ハードな撮影環境にも安心して持ち出すことが可能です。


超音波によるセンサークリーニングも新開発。振動型クリーニングでは除去の困難な微小ゴミを自動除去すべく、キヤノンは独自に「超音波モーションクリーニング」を開発。EOS-1D Xに搭載しています。

ゴミを「弾き飛ばす」のではなく「画面の外に押し出す」という新しい発想のクリーニング機能によって、従来なら最小絞り撮影時に写り込んでしまう可能性のあった超微細なゴミもシャットアウト。

さらには、イメージセンサーにフッ素コーティングを施すことで、粘着質のゴミすらも跳ねのけます。


気になるシャッターの耐久性は、40万回の作動試験をクリア。一般的なハイエンドカメラのシャッター寿命が20万回ですから、2倍の高耐久性を実現しています!


(7)まだまだある!こんな特徴・便利機能。

EOS-1D Xにはさらに、このような魅力的な特徴や便利機能があります。


  • 広く柔軟なISO感度は常用ISO 100~51200。さらに拡張設定でISO 50~204800相当まで対応!

  • 難しい露出を自然に補正する、賢いオートライティング・オプティマイザ機能。

  • 超ワイドな3.2型クリアビュー液晶モニター。

  • 初級者中級者でも扱いやすい、機能ガイドを搭載。



3.EOS-1D Xはなぜこんなに大きなボディなの?

CANON(キヤノン) EOS-1D Xを見たときに驚かされるのは、そのボディの大きさではないでしょうか。気のせいではなく、実際にとても大きいのです!

一般的なデジタル一眼レフカメラが、150×110×80mm程度であるのに対して、EOS-1D Xは158×164×83mm。高さが5センチほども他より高いです。

重さも、他のデジタル一眼レフカメラの1.5~2倍にもなる1340g。


EOS-1D Xはなぜ、こんなにボディが大きいのでしょうか?

最も大きな要因は、大容量のバッテリーパックを積んでいるからです。プロカメラマンのメイン使用を想定して作られたこの機種は、撮影可能枚数も一般ユーザー用を遥かに凌駕します。

1回の充電での撮影可能枚数は、スペック上で1,120枚。実際には2,000枚近い撮影が可能です。

他のデジタル一眼レフカメラは400枚程度なので、3~4倍ですね。



4.価格.comにおける一般ユーザーの反応は?

一般ユーザーはEOS-1D Xにどのような反応・評価をしたのでしょうか?カメラのクチコミサイトとして最も信頼性の高い、価格.comのレビューをのぞいてみましょう。


総合満足度:★★★★★4.81

デザイン:★★★★★4.86

画質:★★★★★4.76

操作性:★★★★★4.70

バッテリー:★★★★☆4.42

携帯性:★★★☆☆3.45

機能性:★★★★★4.82

液晶:★★★★★4.76

ホールド感:★★★★★4.96


小評:

さすが!というべきレビュー評価です。プロ向けの機種なので携帯性が低いのは仕方のないことで、それを加味すればほとんど「オール5」と言える逸品。

バッテリー性能に関しても、★4.5と言えどもメインバッテリーだけで2,000枚ほどの撮影は可能です。よほど多撮用途のプロでもないかぎり、不満はないでしょう。



5.CANON(キヤノン)EOS-1D Xの中古市場の価格相場は?


(1)カメラ中古買取り業者での買取相場金額

最高買取り価格:437,080円

平均買取り相場:262,248円


(2)価格.comにおける価格相場

中古販売価格相場:234,480~298,800円

新品販売価格最安値:449,800円



いかがでしたか?

2012年6月20日に発売されたCANON(キヤノン)EOS-1D Xは、リリースから5年以上が経過した今でも「現役」として市場をにぎわせています。

発売当時約60万円だった価格は最安値45万円くらいで推移しており、相変わらずの人気の高さをうかがわせます。まだまだ売れるので、中古市場でも新品価格に迫る40万円以上で買い取る業者も。平均でも25万円くらいの買い値が付いていますね。

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